玉掛けを行なう手順は?
2023/03/15
玉掛け作業を適切に行なうことにより、工事現場の安全が守られます。
そこで今回は、玉掛けの手順について解説していきますよ。
玉掛けとは
玉掛けとは、重い荷物を持ち上げる際にクレーンのフックに荷物をかけたり外したりする作業のことです。
玉掛けを行なう手順
玉掛けは以下のような手順で行なわれます。
①クレーンを呼ぶ混乱を招かないように、1人で合図を行ないます。
合図は大きな動作で行いましょう。 ②玉掛けを行う
玉掛けは2方向から荷の重心を見ることが必要です。
ワイヤの切断を避けるために、30~60度以内で玉掛けを行ないます。 ③ワイヤを利かせる
微動巻き上げの合図で行ないます。
介錯ロープ(荷物を引き寄せるためのロープ)を取付けて行ないます。 ④地切りする
補助者を避難させ、微動巻き上げの合図で地切り(床から荷物を吊り上げる)を行ないます。 ⑤巻き上げ
介策ロープで誘導して、荷物から3m離れて行ないます。 ⑥横移動
介錯ロープで誘導して横移動を行ないます。
合図者が先導します。 ⑦降ろす
巻き下げの合図で荷物を降ろします。
この際も介錯ロープで誘導します。 ⑧荷解きする
2人で荷解きを行ないます。
まとめ
今回ご紹介したように、玉掛けにはさまざまな作業があります。
荷崩れや荷同士の激突などを起こさないように、慎重に行なう必要がありますよ。
責任感が強く時間厳守できるかたであれば未経験者でも歓迎しております。
ぜひ奮ってご応募ください。